「人気=満室」というイメージとは裏腹に、実際には一定数の空室を抱えているケースも少なくありません。
タワマンの空室には、一般的な賃貸住宅とは異なる特徴があります。
実際に住む予定はない
値上がりを期待して保有
海外投資家・富裕層のセカンドアセット
このようなケースでは、あえて貸さず空室のまま保有されることがあります。
タワマンは
管理費
修繕積立金
共用施設維持費
が高額になりやすく、
賃料設定が市場と合わず空室が長期化することもあります。
転勤・住み替え後に空室
相続後、活用方針が決まらない
売却か賃貸か判断できない
結果として「一時的な空室」が長期化するケースです。
今後議論されている**空室税(空き家税)**との関係で、
特に注目されているのが「実質的に使われていない高額住宅」です。
現時点で日本では全国一律の空室税はありませんが、
自治体によっては、
長期不使用
管理実態がない
居住実態が確認できない
といった不動産について、課税・指導の対象とする議論が進んでいます。
タワマンも例外ではなく、
「都市の住宅不足が問題視される中で、使われない住宅が存在すること」
が今後の論点になりやすい分野です。
タワマンを所有している場合、重要なのは以下の点です。
空室でも適切に管理されているか
居住・賃貸・売却の方針が明確か
管理組合との関係が健全か
自治体の条例・動向を把握しているか
特にタワマンは、
**「個人の資産」であると同時に「集合住宅の一部」**でもあるため、
空室であっても責任が問われやすい特徴があります。
タワマンの空室は、
単なる「人気の有無」ではなく、
投資構造
コスト構造
社会的視点
が絡み合った問題です。
今後は
「持っているだけ」ではなく「どう使っているか」
がより重視される時代になっていくでしょう。